みなさん
【健康診断】受診していますか?
会社にお勤めの方は、健康診断を毎年受診されていると思います。
健康優良で何も問題ない場合も、一年に一度受診されているのではないのでしょうか。
かくいう私も、協会けんぽの特定健診を受診しています。
2023年に入ったころから更年期のおかげ?で、体調不良が出るわ出るわ。
あれれ?こんなはずじゃなかったと思いながら、2023年度の特定健診を2023年12月19日火曜日に受診。
10日後、郵送された結果に「要精密検査」の記載と、紹介状が同封されていました。
特に元気に過ごしているから健康診断は必要ないと思っている方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
実体験として、【健康診断】は毎年受診してください!
そこで、今回は実体験の受診から結果内容をご紹介いたします。
その後の精密検査などは、追ってご紹介していきますね。
健康診断は義務?
企業にお勤めのかたは、法的に健康診断は義務となっています。
事業者は、労働者安全衛生法第66条に基づき、労働者に対して、医師による健康診断を実施しなければなりません。
また、労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければなりません。
~出典元:厚生労働省公式サイト 「労働安全衛生法に基づく健康診断を実施しましょう」より~
企業にお勤めでない場合は、法的には健康診断が義務と強制されていません。
専業主婦(夫)、自営業の方は、自治体で実施されている健康診断や医療機関に各自で申し込むことになります。
健康診断に種類はある?
企業にお勤めのかたの健康診断は、大きく分けて2種類。
「特殊健康診断」と「一般健康診断」です。
特殊健康診断
一定の有害な業務に従事する従業員の方が、特殊健康診断を受診しなければなりません。
労働安全衛生法で、特殊健康診断を受診する業務が決まっています。
- 高気圧業務
- 放射線業務
- 特定化学物質業務
- 石綿業務
- 鉛業務
- 四アルキル鉛業務
- 有機溶剤業務
これらの業務のうち、一定の特定化学物質業務と石綿業務などについては、その業務に従事しなくなった後も特殊健康診断を受診しなければいけません。
一般健康診断
一般健康診断は、企業が労働者に対して法的に実施することが義務づけられている健康診断のことです。
健康状態の維持と早期の病変の発見を目的とされ、年に一度の受診が義務づけられています。
検査項目として、身体計測、血液検査、胸部X線、心電図などがあります。
特定健診ってなに?
特定健診=特定健康診査です
特定健康診査?と言われてもピンとこないですよね。
通称「特定健診」
健康保険法の改正により、2008年4月から始まった生活習慣病予防のための健康診査です。
対象者は、40歳から74歳の公的医療保険に加入している全員。
生活習慣病の大きな要因となっている、メタボリックシンドロームに着目した内容です。
メタボリックシンドローム該当者および予備軍に該当された方は、特定保健指導が行われます。
メタボリックシンドロームに着目した内容で、生活習慣病のリスクを早期に発見することができます。
生活習慣病の予防と改善で、健やかな生活をいつもでもおくることにつなげるための健康診断です。
特定健診の検査内容は?
特定健診は、「メタボ健診」と呼ばれることもあります。
メタボと聞くと、やはりお腹周りですよね。
メタボリックシンドロームに着目した健康診査のため、一般健康診断では行わない「腹囲」が項目に入っています。
腹囲を含む、基本的な検査項目は以下の通りです。
- 質問票(服薬歴、喫煙歴など)
- 身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
- 血圧測定
- 理学的検査(身体健診)
- 検尿(尿糖、尿蛋白)
- 血液検査(脂質検査、血糖検査、肝機能検査)
一定の基準の下で、医師が必要と認めた場合に実施する検査項目は以下の通りです。
- 心電図
- 眼底検査
- 貧血検査(赤血球数、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値)
- 血清クレアチニン検査
受診の流れ
私が加入している保険は、「協会けんぽ」という名称呼ばれています。
- 協会けんぽ
-
「協会けんぽ」は全国健康保険協会の略称で、日本最大の公的医療保険を運営している公法人です。
平成20年10月1日に、国(旧社会保険庁)が運営していた政府管掌健康保険の事業運営を引き継いで設立されました。
協会けんぽでは、基本検査項目以外にも次のような検査を受診し、「生活習慣病予防健診」といわれています。
- 血圧測定
- 血液検査
- 尿検査
- 心電図検査
- 胸部レントゲン検査
- 胃部レントゲン検査
- 便潜血反応検査
メタボリックシンドロームとともに、肺・胃・大腸の検査までカバーしています。
ここからは私が加入している「協会けんぽ」での受診の流れをご紹介します。
私が実際に行った流れですが、加入されている健康保険や会社によって対応が異なりますので、ご注意ください。
受診の申し込み
会社単位で、医療機関へ申し込みを行います。
私の会社の場合は、社員が3名しかいないこと、各個人の予定があるため、各自で医療機関へ申し込みました。
もちろん、社長の了承を得ています。
協会けんぽの場合は、指定の医療機関がありますので、そのなかから申し込みを行います。
各自で申し込むと保険証の内容を確認されますので、手元に準備しておくと安心です。
検査キット、質問票などが届く
電話で申し込んでから、10日ほどで検査キットなどが郵送で届きました。
今の健康状態に関する質問票が入っていますので、忘れずに記入します。
受診する医療機関によって違うと思いますが、便潜血反応検査と尿検査は自宅で採りました。
検査前日
夜9時以降は、飲食禁止でした。
お酒も前日は飲めませんので、注意してくださいね。
検査当日
指定された時間に、検査キットなど一式持参して医療機関へ。
受付を済ませると番号札を渡されて、検査を行う病棟へ移動。
病衣を渡され、着替えてから検査開始でした。
次のような順番で検査を受けました。
- 身長、体重
- 視力検査
- 血圧、血液検査
- 聴力検査
- 心電図検査
- 医師と面談(気になっていることなど)
- 胸部レントゲン検査
- 胃部レントゲン検査
胃部レントゲン検査は、希望(別費用)で内視鏡検査に変更も出来ます。
2時間弱で検査は終了しました。
胃部レントゲン検査の造影剤(バリウム)排出のため、検査後に下剤を飲みました。
造影剤が大腸に残らないように、水分を多く摂取し便秘にならないよう注意されます。
私はもともと便秘がちなので、追加で下剤を処方してもらいました。
検査結果
受診してから、10日ほどで結果が郵送されてきました。
ドキドキしながら封筒を開けると、なんと「要精密検査」がある!
いくつか他にも気になる項目がありましたが、まずは検査の予約をしないといけません。
みなさんも、検査結果で精密検査と記載がありましたら、必ず受診しましょうね。
まとめ
今回は、【健康診断】協会けんぽの「特定健診」受診しましたをご紹介しました。
健康であっても、会社員にとっては義務の【健康診断】。
会社員だけでなく早期発見、早期治療に予防も出来るので、一般の方も受診は必要だと私は思います。
私自身「要精密検査」となった項目があるので、精密検査の申し込みをしました。
精密検査の結果については、次の機会にご紹介しますね。
人生百年といわれる時代。
少しでも健康で過ごせるよう、【健康診断】受診をおすすめします。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。